函館明細案内図（1898/明治31年～1904/明治37年くらい/サイズ大きめ）

とある旧家の蔵出し品です。\r\rこちらは、明治30年代と思われる函館の地図です。\r出版年代が？の為、裏面の広告に載っている企業？さんで調べますと「函館ビール製造所/金澤正次CEO?」が載っていましたので、恐らく1898/明治31年/黒・赤ビールの製造販売開始～1904/明治37年/札幌・恵比寿・朝日の三大ビール会社とのし烈な販売競争に破れ、惜しまれつつ廃業……の間に出版されたものと思われます。\r地図には、あざやかな外国船のイラスト、安田銀行倉庫（明治26年3月～）、共同株式会社倉庫（明治18年5月～）、日本銀行函館出張所（明治26年4月～）、電燈会社（函館電燈所？/明治29年1月～）などを見ることができます。\r又、「家標挿入広告利用」ということで、地図裏面に広告を出した企業？さんの場所が家標（家紋？）付きで地図上に印されています。\r蝦夷地の海産物交易で北前船が往来して以降、幕末には外国船が補給地として入港しはじめ、日本の財閥さん、日本銀行も出張所を置く大きな街になっていったようです。\r\r・発売人/重寶堂、編輯人/大村誠一、印刷人/森金蔵\r・サイズ　タテ17xヨコ22.5cm（◆広げてタテ79xヨコ110㎝）\r・経年によるヤケ、シミがあります\r・表紙はそれなりの状態ですが、地図自体に目立った破れ無しです\r\r地図裏面の28列ｘ8段→224名の広告主の家紋も気になる方、宜しくお願いします。

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